世界14億人の頂点、ローマカトリック教会フランシスコ教皇が死去された。この際だからちょっと勉強してみようかな・・・
まずイエス様とその弟子たちが建てた「キリスト教」はローマ帝国の東西分裂と同時に教会も東方・西方教会に分かれた。概ね東方教会が正教会、西方教会はルターの宗教改革によりカトリックとプロテスタントに2分した。カトリックはローマ教皇がトップであり「神父」とか「司祭」と呼ばれる。方やプロテスタントは人間は神様以外みんな同じとの教えから「牧師」と呼ぶ。カトリック教の信者は14億人、プロテスタントは2億7千万人。正教会派や諸派を含めるとキリスト教全体は23億人に上り世界の3人に1人がキリスト教徒ということになる。
もう一つ、共産党独裁は宗教と相容れないと思うが、中国ではプロテスタント教徒が急増している。(バチカン市国とは断絶状態)それもこれも中国の一部繁栄の影で格差の底辺は孤立感や疎外感が蔓延していること、毎年200万人近くの留学生が帰国し影の伝道師となっていることなどに一因あるようだ。ひょっとして独裁国家が宗教で崩壊した歴史は数知れず、だ。
4月 25
2025
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