頑張られている方々には申しわけないが、八潮市の道路陥没事故、どうやら初動のミスが尾を引いているようだ。一報でまず草加八潮消防署が動いたが、現場状況の把握や対応策に限界があり、救助活動隊員が救助される不手際まで起きていた。早い段階で手に負えないと判断し広域応援派遣要請を行うべきだったが、結局はメンツから自分たちでやってしまおうと安易に結論付けたコトにあると専門家は指摘する。
1996年災害時に機動力を発揮する特別な技術能力と重機など高度救助資機材を装備し高度な救出救助能力を持った部隊「消防救助機動部隊」(ハイパーレスキュー)が発足した。さらに2016年には陸上からでは消火や救助が難しい災害や首都直下地震に対応するために空の消防救助機動部隊「航空消防救助機動部隊」(エアハイパーレスキュー)が発隊した。今度の事故は世界一のレベルにあると云われるハイパーレスキュー&エアハイパーレスキューに出動要請をすべきだったのだと。これからまだ3ヶ月も掛かるらしい行方不明者の捜索、1日でも早く救出されることを願うばかりだ。
2月 15
2025
2025