産経Web「南米唯一、台湾と外交のパラグアイは無条件で日本支持」の見出しで中谷好江前駐パラグアイ大使へのインタビュー記事をとても興味深く読んだ。
・・・世界中に親日国はたくさんあるが国連などで常に支持してくれるとは限らず、反対はせずとも棄権するなどその都度対応は揺らぐ。ところがパラグアイはいつも無条件で日本を支持してくれる。パラグアイの人々には日本が長年ODAで支援し日系人がパラグアイの経済を発展させてくれたという思いがある。日本人は海外でよく「チャイニーズ?」と聞かれるが、パラグアイでは「日本の方ですか? 日本にお世話になっています」と、日本人をハッキリと見分けて話し掛けてくれる。日本への親近感と信頼はとても厚いのだ。しかし日本政府や外務省がこの期待に十分応えているかと云えばそうではない。いやむしろ軽んじるキライがある。岸田氏が訪問した際、私は会談に同席できなかった。外務省が同席リストから外していたのだ。首相訪問のあと現地でフォローするのは大使だ。赤面の呈でパラグアイ外交筋から現場情報を得るなどは失態この上ない。昨今、中国は猛烈な勢いで関係を強化しているが、努々パラグアイ国民の日本への期待を裏切るようなことがあってはならない。日本政府、外務省は心して取り組んで欲しい・・・
夏には佳子さんがブラジルを訪問されるようだが、直ぐ隣のパラグアイにも行かれたらいい。いやいまの外務省や宮内庁はそこまで気が回らないナ。
2月 28
2025
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