藤原道長の「この世をば我が世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば」がいまのトランプの勢いだ。
大統領就任式の公式行事「ワシントン大聖堂礼拝」では主教から「慈悲の心を持って尊厳を重んじ神と謙虚に向きあってください」と諭されたが、トランプは「礼拝に意味はなかった」と不快感をにじませた。而して米国のキリスト教右派(福音派)の中は、熱狂的な愛国主義の信者らが増える一方で不道徳な行いが多いトランプがいる教派から抜け出る信者もいて、宗派内でさえ分断が始まったと。トランプの強権政治は世界政治、経済界、法曹界、そして宗教界まで「わが世の春」が揺るがす事態に…..
1月 26
2025
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