中国には国鳥がいない

正月だから明るい話題をと思って「米国がハクトウワシを正式な国鳥にした」とのニュースを調べていたら面白いハナシが出てきた。
この類いの大好きな中国は国鳥を何にするか2004年にネット投票をした。さすがは中国で500万票もの応募があり、1位「タンチョウツル」2位「トキ」となった。ところが学名を調べるとタンチョウツルは「Grus japonensis=日本のツル」トキは「Nipponia nippon」でいずれも “日本” が入っている。そこで強権中国「学名を変えろ」と国際専門機関に訴えたが「一国の事情で名称変更することは出来ない」とあえなく門前払いになった由。なので中国は未だに国鳥がいないのだ。
そこで我が輩は提案する。中国人には「カッコウ」がいい。カッコウといえば「托卵」自分の卵を他の鳥の巣にちゃっかり産みつけてそのまま巣立ちまで世話させる狡賢い鳥だ。さらに生まれた雛がまずやることは同じ巣にある卵を外に放り出し自分だけが生き残ろうとする作業。誰も教えもしないことを本能でやってしまうこの狡くて残忍な鳥は中国と中国人にピッタリだと思うが?