能登半島地震から1年

能登半島地震から1年、やっと道路復旧が叶って半島先まで行けるようになった。その復興には東日本大震災より困難な作業が続いたと云う。能登半島は過去十数万年の間に100 m(平均すると毎年1mm)ほどの隆起、今も続いている。背骨に当たる中央線は3〜500mの山並みが続き、外浦と呼ばれる半島の北西側の海岸では急峻な海食崖が続く。一方の内浦は比較的なだらかな傾斜が富山湾に向かっている。この複雑な地形により海岸線に沿って道路はあるが災害に弱いことは今さらでない。地形図見ながら思ったことは、まず災害時の道路確保に船の海路を想像してみたが、富山湾側はともかく外海側は冬の大荒れで無理だ。それならヘリポートを散りばめてに空路はどうだ? とにかく日本の底チカラ、技術力を内外に示して欲しいものだ。