いつも不思議に思う…韓国は民主国家といいながら、今度の大統領戒厳令も左派の不正選挙があって保守右派が負けたと現職大統領が思い込むほど左派勢力が跋扈する不思議な国だ。やはりこの背景をよく知りたい・・・
1948年李承晩は米国の民主主義を手本に、中国ロシア共産主義と北朝鮮主体思想と戦い民主主義施政を布いた。これは大統領5代目くらいまでは一応、民主主義の浸透を目指したが次第に政府は指導力を失い、1998年金大中から盧武鉉政権に至って親北へ左急旋回を始めて完全に北朝鮮のための「従北」政権になった。この10年の施政は韓国の「文化大革命」と呼ばれて若者は紅衛兵化した結果、もともと脆弱な自由民主主義は崩壊、国会から司法、行政、マスコミと至る分野に左翼思想が充満した。現在の韓国民に左寄りが多いと云われる所以は、この時代に20歳30歳の紅衛兵?がいま40代50代になって韓国を引っ張っているからなのだ。
もう一つ韓国特有の理由を上げるなら、右とか左とか云う前に、氏(ウジ)や出身地の血縁で対抗意識が異常に燃え上がる国民性にある。例えば金大中は全羅南道の出だから韓国の西側に支援者が広がり、盧泰愚は慶尚北道の出身で東側、釜山の北周辺が騒々しい。この地からは文在寅など強硬左派が次々と出てきて李在明が大統領になれば再び反日を盛り上げて政権浮揚を謀りながら「南北連邦国家」を目指す。多くの韓国民は左翼思想の本当の怖さを知らず、旗を振りながら行進をするロートル紅衛兵になるのだ。
12月 22
2024
2024