東山魁夷の大壁画「朝明けの潮」習作を公開予定

皇居宮殿の「波の間」は海外の要人などごく限られた人が入れるエリアだが、ここに縦3.8m横14.5mの東山魁夷作「朝明けの潮」の大壁画が飾られている。魁夷は制作にあたり全体のバランスや色具合を確認するために原寸大の習作を描いたが、あまりの大きさに長い間、捲かれたまま倉庫に保管されていた。美術館はこの習作の補修と額入れ作業を2年掛かりで進めてきてこの度ようやく完成。来年秋は開館35周年を迎えるので一般公開をすると発表した。習作であっても公開は56年振りと云う。宮殿の写真では海の青さや波の形が際だっている。やっぱり本作本物が観たいナ !!